ギターのワイヤレスシステムは、いろんなメーカーからたくさんの種類が出ているけど、どうやって選べばいいかよくわからない。そんな悩みを解決します。
以前はプロのギタリストが使用するような「高級品」として注目されていましたが、現在では手頃な価格の製品が一般の人でも利用しやすくなっています。
そのため、初めてワイヤレスシステムを使う人にとっては、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
本記事ではワイヤレスシステムの選び方とおすすめについてご紹介していきます。
ギターワイヤレスシステムの選び方
ワイヤレスシステムは、ギタリストにとって、とても便利なツールであり、演奏のときの自由度を高めることができます。しかし、ワイヤレスシステムの種類は多く、選ぶ際のポイントを紹介します。
周波数帯は「2.4GHz帯」
ギターワイヤレスシステムの周波数帯には、様々な選択肢があります。
もっとも音質が良いとされているのは2.4GHz帯で、価格も比較的安価であることが特徴です。
ただし、電波干渉も起こしやすく、2.4GHz帯をライブなどで使用する際には、混線回避機能付きのモデルを選ぶことをおすすめします。
一方、800MHz帯(B帯)は、電波干渉は起こしにくいというメリットはありますが、2.4GHz帯に比べると、音質も劣るうえ、チャンネル数も少ないというデメリットがあります。
電源タイプ
ワイヤレスシステムの電源タイプには、電池式と充電式があります。
充電式のメリットは経済的であることですが、長時間の使用には充電が必要となるため、注意が必要です。一方、電池式の場合、使用中に電池を交換できるため、充電が切れてしまったときにパフォーマンスの中断を防ぐことができます。
ワイヤレスシステムの中には、単3形電池2本で長時間使用できるモデルもあります。
チャンネル数
複数のギタリストやワイヤレスデバイスが複数使用される環境の場合、混線トラブルが発生する可能性があります。このようなトラブルを恐れるためには、最大チャンネル数が多いモデルを選ぶことをおすすめします。
混線回避機能付きのモデルであれば、ワイヤレス接続が多い環境の中でも、音飛びやノイズ、混線などを防ぐことができ、安定した通信環境の中でギターを弾くことができます。
通信可能範囲
自宅使用だけであれば、通信可能範囲は特に狭くても問題ありませんが、ライブなどでアンプから離れて演奏するような環境がある場合は、最大通信可能範囲が広いモデルを選びましょう。用途に合った通信範囲を選ぶことで、音が途切れる心配なく、ギター演奏に集中することができます。
ギターワイヤレスシステムのおすすめ5選
以下に、ギターワイヤレスシステムのおすすめモデルを紹介します。
製品名 | 電源 | 周波数 帯域 |
チャン ネル数 |
連続使用 可能時間 |
伝送 距離 |
Line6 RELAY G10 | 充電式バッテリー | 2.4GHz | 14 | 最長8時間 | 15m |
Xvive XV-U2 | 内蔵充電式バッテリー 5V USB |
2.4GHz | 4 | 最長5時間 | 30m |
BOSS WL-50 | 充電式バッテリー USB AC アダプター(別売) 単三電池2 本による2 電源方式 |
2.4GHz | 14 | 12時間 | 20m |
BOSS WL-20 | 充電式バッテリー USB AC アダプター(別売) |
2.4GHz | 14 | 12時間 | 15m |
BEHRINGER AIRPLAYGUITAR ULG10 |
リチウムイオン 電池(付属) | 2.4GHz | 4 | 6時間 | 30m |
Line6 RELAY G10
Xvive XV-U2
BOSS WL-50
BOSS WL-20
BEHRINGER AIRPLAY GUITAR ULG10
まとめ
ギターワイヤレスシステムは、自宅でのギター練習やライブでのパフォーマンスをより快適にするための便利なアイテムです。 用途に合わせて正しいモデルを選ぶことでトラブルやストレスを回避することができます。
ぜひギターワイヤレスシステムを導入して、自宅でのギター演奏やライブパフォーマンスをより自由で快適なものにしましょう!