ギターアンプを買ってみたけど、”Volume”やら”Master”やらツマミがたくさんあって、中には”HI”やら”LOW”やらプラグを挿す穴も複数あったりして、何をどうすれば自分の出したい音が出るのかよくわからなかったりしますよね。
または、初めて行ったスタジオやライブハウスとかで使ったことのないアンプが置いてあって、「STANDBY?何それ?」とか使い方がよくわからず戸惑ったことって結構あるんですよね。
本記事では、ギターアンプの基本的な操作方法について説明していきます。
ギターアンプの正しいつなぎ方
ギターアンプで音を鳴らすときの順番を紹介します。
アンプのボリュームを0にする
自宅の小さなアンプで小さな音で練習する場合は、それほど気にすることはないのですが、スタジオやライブハウスなどに置いてある真空管アンプや大音量のアンプを使うときは、必ずボリュームを0にしてからシールドの抜き挿しをしましょう。
アンプのボリュームを0にせずに抜き挿しすると、”ボン”という大きな音がして、最悪壊れてしまうことがあるからです。
また、ライブなどでアンプの音をマイクで拾っていた場合、PAの方にも迷惑(特にその方がヘッドホンをしていたとき)を掛けてしまいます。
機材を大事に扱うことはマナーとしてもとても大事なことなので覚えておきましょう。
ギターのボリュームを0にする
ギターのボリュームは、ギターを弾いていないときは、常に0にしておくクセをつけましょう。
特にディストーションなど使用している場合、弾いていなくても”サー”とか”ジー”っていう小さなノイズが出ていたりするので、必ず弾いていないときはボリュームを0にする習慣をつけましょう。
ギターシールドでギターとアンプをつなぐ
アンプの中には、インプットに”HIGH”と”LOW”の2つのジャックが装備されている機種があります。
これは「インピーダンス(交流回路における電気抵抗の値)」を意味していて、かつてギターアンプにキーボードなど様々な楽器を接続しても歪み過ぎないように再生できる端子として設けられたものなので、ギターは必ず”HIGH”に接続することになります。
そうすることで、抵抗を通らずフラットなサウンドを得ることができます。
一方、“LOW”に接続すると、抵抗を通ってゲインを下げるので歪まず音痩せしてしまいます。
“HIGH”を”H”、”LOW”を”L”と表記されているアンプもあります。
これによりアンプの寿命を延ばすことができます。
アンプの電源をONにする
ギターのボリュームを上げる
弦をはじきながらアンプの音量を調節する
ギターアンプの正しい電源の切り方
ギターのボリュームを0にする
アンプのボリュームやツマミ類を0にする
電源をオフにしてギターを抜く
ギターアンプの種類
1. コンボ・タイプ
アンプ部分とスピーカーが一体となっているタイプ
2. スタック・タイプ
アンプ部分とスピーカーを分けているタイプ
3. アンプ・シミュレーター
実在する複数のアンプの音色を再現するタイプ
4. ヘッドフォン・アンプ
エレキギターの音をヘッド・フォンで聞くための超小型タイプ
筆者は”VOX amPlug2 Classic Rock“と、”Blackstar amPlug2 FLY“、”VOX amPlug AC30“を持っていますが、どのヘッドフォン・アンプも高音質でとても気持ちいい音なので、いつまでもギターを弾いていたくなります。
まとめ
アンプからシールドを抜き挿しするときには、アンプやギターのボリュームを必ず0にすることを普段から習慣として身に付けておくと、スタジオ練習のときやライブのときに”うっかり”を減らすことができますので、是非クセづけておいてくださいね。