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【ギターアンプ】Marshall(マーシャル) CODE25 レビュー

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リハーサルスタジオに入った瞬間、視線を引くあの黒と金のシンボル、マーシャルアンプ。
ギタリストなら誰もが一度は憧れる、その圧倒的な存在感と歴史。
数々のロックレジェンドが使い続けてきたこのアンプが、自宅でも手軽に楽しめるとしたらどうでしょう?
今回は、その夢を叶えるデジタルアンプ、Marshall CODE25をご紹介します。
ビンテージから最新モデルまで、14種類のアンプモデルと多彩なエフェクトを搭載したこのアンプは、シンプルながらも多機能で、初心者からベテランまで楽しめる一台です。リハーサルやライブで使える音量、専用アプリによる簡単な操作性、そして何よりもマーシャルならではのサウンドが詰まったこのアンプの魅力を、実際に使ってみた感想と共にお伝えします。

MARSHALL ( マーシャル ) / CODE25 ギターコンボアンプ

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Marshall CODE25とは?

Marshall CODE25は、伝説的なマーシャルアンプのサウンドを手軽に楽しめる多機能デジタルアンプです。このアンプは、マーシャルが誇る歴代の名機をモデリングし、現代のギタリストのニーズに応えるべく設計されています。25Wの出力を持ち、家庭での練習や小規模なライブにも対応できる音量を備えています。

豊富なアンプモデル

CODE25には、14種類のアンプモデルが搭載されており、JTM45、1959スーパーリード、JCM800、シルバージュビリー、JCM2000 DSL100、JVM410など、マーシャルの代表的なモデルを再現していて、JTM45の温かいビンテージトーンから、JCM800のパンチのあるロックサウンド、JVM410のハイゲインメタルサウンドまで、幅広いサウンドが楽しめます。特にクリーンサウンドはマーシャルアンプらしい歯切れの良さがよく出ています。

JTM45

JTM45は、マーシャルの最初のアンプとして1960年代に登場しました。このアンプは、ブルースやロックの初期サウンドを特徴とし、ウォームで豊かなトーンが魅力です。クラプトンや他のブルースギタリストに愛用されたことでも知られています。

1959 Super Lead (Plexi)

1959スーパーリード、通称「プレキシ」は、1960年代後半に登場し、ロックの黄金時代を支えました。このアンプは、力強いミッドレンジとクリスピーな高音域が特徴で、ジミ・ヘンドリックスやエディ・ヴァン・ヘイレンなど、多くのギターレジェンドに愛用されました。

JCM800

JCM800は、1980年代に登場し、ハードロックとヘビーメタルの音楽シーンで大きな影響を与えました。このアンプは、高ゲインでパンチのあるサウンドが特徴で、ディストーションサウンドの基準となりました。アイアン・メイデンやスラッシュなどのギタリストに広く支持されています。

 

 

Silver Jubilee

シルバージュビリーは、1987年にマーシャル創業25周年を記念して作られました。このアンプは、JCM800に似たサウンドを持ちながら、より洗練されたトーンと多様なコントロールを提供します。ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュが使用したことで有名です。

JCM2000 DSL

JCM2000 DSLは、1990年代後半に登場し、デュアル・スーパーレッド(DSL)シリーズとして知られています。このアンプは、クリーンからハイゲインまで、幅広いサウンドが特徴です。特に、クリーントーンとディストーションのバランスが良く、様々な音楽ジャンルに対応できる柔軟性があります。

JVM410

JVM410は、現行モデルの中で最も多機能なアンプです。4チャンネルのデザインと豊富なゲインステージを持ち、クリーンから超ハイゲインまで、あらゆるサウンドをカバーします。メタルやハードロックを中心に、幅広い音楽スタイルに対応する万能アンプです。

多彩なエフェクト

このアンプは、24種類のエフェクトを搭載しており、歪み、モジュレーション、ディレイ、リバーブなど、様々なサウンドメイクが可能です。エフェクトは同時に最大5つまで使用できるため、複雑なサウンドも簡単に作り上げることができます。

専用アプリとの連携

専用のGATEWAYアプリを使うことで、スマホからアンプの操作が可能になります。Bluetoothで接続し、プリアンプ、パワーアンプ、キャビネットの設定を簡単に変更できます。直感的なインターフェースなので、スマホの操作が容易な方ならすぐに使いこなせます。

ポータブル性と利便性

重量が6.1kgと軽量で、コンパクトなサイズ(350 x 340 x 215 mm)なので、持ち運びが容易です。自宅での練習はもちろん、スタジオや小規模なライブ、イベントにも手軽に持ち込むことができます。さらに、ヘッドホン端子があるため、深夜の練習でも周囲を気にせずに演奏を楽しめます。

高いコストパフォーマンス

CODE25は、多機能でありながら非常に手頃な価格で提供されているため、初心者からベテランまで幅広い層に支持されています。マーシャルの象徴的なデザインとサウンドを手に入れることができるこのアンプは、コストパフォーマンスが非常に高いと言えるでしょう。

以上の特徴から、Marshall CODE25は、ギタリストにとって理想的なデジタルアンプです。その多機能性と使いやすさ、そしてマーシャルサウンドの再現性は、ロックサウンドを求める全てのギタリストにとって魅力的な選択肢です。

サウンドの特徴

Marshall CODE25のサウンドは、多様な音色を提供することで、ギタリストの創造性を刺激します。以下のポイントに分けて、その特徴を詳しく説明します。

歴代マーシャルアンプの再現

CODE25は、14種類のアンプモデルを搭載し、JTM45の温かみのあるビンテージトーンから、1959スーパリードのパンチのあるプレキシサウンド、JCM800のハードロック向けの歪み、JVM410のハイゲインサウンドまで、幅広い音色を再現します。これにより、クラシックロックからモダンメタルまで、様々なジャンルに対応できるサウンドが手に入ります。

クリーンサウンドの明瞭さ

クリーンサウンドは特に優れており、明瞭でクリアなトーンが特徴です。歯切れの良い音色で、どのプリセットもギターの弦の振動をリアルに感じさせてくれます。クリーンサウンドの設定では、アンプモデルごとの特性が際立ち、細かなニュアンスまでしっかりと表現できます。

ドライブサウンドの力強さ

ドライブサウンドは力強く、コードを弾くときの迫力とソロの際の切れ味が抜群です。JCM800やJVM410のモデリングでは、ロックやメタルのエッジの効いたサウンドが楽しめます。ゲインを上げても音の輪郭が失われず、パワフルな演奏が可能です。

多彩なエフェクト

24種類のエフェクトを搭載し、モジュレーション、ディレイ、リバーブなど、複雑なエフェクトチェーンを構築できます。特にリバーブとディレイは自然で、デジタル感を感じさせない高品質な音色を提供します。エフェクトを同時に最大5つまで使用できるため、豊かなサウンドメイクが可能です。

デジタルならではの精度

デジタルアンプであるCODE25は、細かな設定が可能で、各パラメーターの調整が精密に行えます。これにより、アナログアンプでは難しい微調整が簡単にでき、自分だけのオリジナルサウンドを作り上げることができます。プリアンプ、パワーアンプ、キャビネットの組み合わせも自由自在で、通常のアンプでは得られない独自のサウンドが実現します。

Marshall CODE25のサウンドは多様で高品質です。ビンテージからモダンまで、マーシャルアンプの歴史を網羅した音色を楽しむことができ、クリーンからハイゲインまで、幅広いサウンドメイクが可能です。これにより、ギタリストは自分のスタイルに合った音色を見つけやすく、練習やパフォーマンスにおいて多大なメリットを享受できます。

操作性と使いやすさ

Marshall CODE25の操作性と使いやすさについて、以下のポイントに分けて詳しく説明します。

インターフェースの直感性

CODE25の操作インターフェースは非常に直感的で、初めてデジタルアンプを使う人でもすぐに慣れることができます。各コントロールノブとボタンは明確にラベル付けされており、プリセットの選択やパラメーターの調整が簡単に行えます。特に、アンプモデルやエフェクトの切り替えがスムーズで、ライブ演奏中でも迅速に設定を変更することが可能です。

GATEWAYアプリとの連携

専用のGATEWAYアプリを使用することで、スマホからアンプの操作が可能になります。Bluetoothで接続することで、アンプモデル、エフェクト、キャビネットの設定を簡単に変更できます。アプリのインターフェースも直感的で、ドラッグ&ドロップ操作でサウンドのカスタマイズができます。アプリを使用することで、家庭での練習時やライブパフォーマンス時に同じ設定を再現することができます。

プリセット管理の容易さ

CODE25には100種類のプリセットが用意されており、様々なシチュエーションに合わせたサウンドを簡単に呼び出すことができます。プリセットの保存や上書きも簡単で、自分の好みのサウンドをすぐに設定できます。各プリセットには、アンプモデル、エフェクトの設定が含まれており、細かい調整も可能です。

持ち運びの利便性

CODE25は6.1kgと軽量で、サイズもコンパクト(350 x 340 x 215 mm)なため、持ち運びが非常に便利です。自宅での練習はもちろん、スタジオや小規模なライブ会場にも気軽に持ち運ぶことができます。以前、筆者はLINE6の75Wアンプを持っていましたが、それより軽く、ツマミ類がアンプの上に付いているので、運んでいる途中でツマミが体に当たって壊れるということもありません。

接続性と互換性

CODE25は、ヘッドホン端子や外部入力端子も備えており、深夜の練習や外部音源と一緒に演奏する際にも便利です。また、PCとの接続も可能で、オーディオインターフェースを介してDAWソフトに録音することができます。この柔軟な接続性は、録音やパフォーマンスの幅を広げてくれます。

音量調整の細かさ

音量調整も非常に細かく行うことができます。ボリュームとマスターコントロールを使用することで、全体の音量を微調整しながら、音色を保つことができます。これにより、家庭での練習からライブパフォーマンスまで、どのようなシチュエーションでも適切な音量で演奏することが可能です。

全体として、Marshall CODE25の操作性と使いやすさは非常に高く評価できます。直感的なインターフェース、GATEWAYアプリとの連携、豊富なプリセット、持ち運びの利便性、接続性の多様さ、そして細かい音量調整が可能な点など、すべてがユーザーにとっての使いやすさを追求しています。初心者からベテランまで、誰でも簡単に高品質なサウンドを楽しむことができる、このアンプの操作性の高さは特筆すべきポイントです。

まとめ

Marshall CODE25は、ロックギターアンプのレジェンドであるマーシャルのサウンドを手軽に楽しめる多機能デジタルアンプです。歴代のマーシャルアンプをモデリングした14種類のアンプモデルや、多彩なエフェクトを搭載し、専用アプリで簡単に操作できるのが特徴です。軽量で持ち運びも便利なため、自宅での練習からスタジオ、ライブまで幅広く活躍します。特に、ビギナーでも使いやすく、豊かなサウンドメイクが可能な点が魅力です。また、Bluetooth機能やヘッドホン端子を備え、家庭でも周囲を気にせずに演奏を楽しむことができます。マーシャルの歴史とロックサウンドを一台で体験できるこのアンプは、ギタリストにとって理想的なパートナーです。もしエレキギターを始めたばかりの方や、多機能なアンプを求める方には、ぜひ試してみる価値は大いにありますよ!

ABOUT ME
凪ぺえ
日々のオフィスワークに追われながらも、心のどこかでいつも最高のギターサウンドが鳴り響いています。50代になっても、ギターを手にするときのワクワク感は変わりません。仕事で疲れた日も、ギターがもたらす無限の情熱と音楽を通じた人生の豊かさを皆さんと共有できれば幸いです。