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ギターのロックフォーム(握り込みフォーム)の構え方

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初めてのギター、その響きと魅力に魅せられて始めてみたけど、上手く弾けない日々や手の疲れに苦しんでいること、ありませんか?

その根本的な理由の一つは、意外と「ネックの握り方」にあります。
その「ネックの秘密」を明らかにし、ギターフォームを劇的に変える7つのポイントを紹介します。

ロックフォームが一変する7つのポイント!

ロックフォーム(握りこみフォーム)は、特にリフやペンタトニックスケールなどの演奏に適していますが、その持ち方が不適切だと不安定なプレイの原因となることもあります。以下は、ロックフォームでの安定したプレイのための解決策を紹介します。

親指の位置調整


ロックフォームにおける左手のネックへの接点は、「人差指の付け根」「親指の付け根」「親指第一関節」の3つのポイントで押さえるとフォームがとても安定してきます。
人差指の付け根から親指の第一関節まででネックを包み込むようにして握ってみましょう。

手首のリラックス

ロックフォームでは手首に力が入りがちですが、過度な力は手首や腱に負担をかけます。弾きながら意識的に手首をリラックスさせるよう努力し、力を入れすぎないように心掛けましょう。
ギターを弾くときの手首の角度はだいたい140~150度で、イメージとしては大きな枕を抱え込んでいるときの角度くらいになります。
あまり手首が頻繁に動いてしまうと、肩から腕全体にかけて余計な力が入ってしまうので、この角度を基本として、あまり手首は動かさないように注意しましょう。

弦の押さえ方の再確認

弦の押さえ方は、ギター演奏の基本中の基本であり、正しい方法で行うことが美しい音を出すための重要なポイントとなります。

指の位置

弦を押さえる際、指の先端を使用することが最も理想的です。これにより、他の弦に指が触れずに、特定の弦だけを正確に押さえることができます。また、フレットの真ん中よりも少し手前、つまりフレットバーのすぐ隣で弦を押さえると、クリアな音が出やすくなります。

押さえる力

弦を押さえる力は、必要以上に強くは必要ありません。強すぎると指が疲れやすくなり、弱すぎると不明瞭な音やミュートしてしまう可能性があります。絶妙な力加減を見つけることが重要です。

指の角度

垂直に近い角度で弦を押さえると、他の弦に触れることなく、一つの弦だけをクリーンに鳴らすことができます。

手首の位置

手首の位置も弦の押さえ方に影響します。手首を適切な位置に保つことで、指が自然に動きやすくなり、弦を適切に押さえることが容易になります。

練習

正しい弦の押さえ方は、継続的な練習を通じて身につけることができます。定期的に基本を見直し、必要な調整を行うことで、更なるスキルアップが期待できます。

ギターのネックの角度


ギターのネックの角度をやや上げると、アクセスしにくい高いフレットにも手が届くようになり、プレイが安定します。
ネックの角度は、ストラップの長さやギターのバランスによって調整します。


スラッシュはギターソロのときにネックをかなり立てるのが印象的です。

練習の際のポジショニング

立ち姿勢と座り姿勢でのプレイでは、ギターの角度や持ち方が変わることがあります。演奏する際の主な姿勢に合わせて、練習も行うことで、安定したフォームを身につけることができます。

ストレッチとウォーミングアップ


スポーツ選手は運動の前に必ずウォーミングアップをしています。
ギタリストも演奏前に手や手首、腕のストレッチやウォーミングアップを行うことで、筋肉や関節が柔軟になり、安定したプレイがしやすくなります。

定期的な休憩


長時間の練習や演奏は、筋肉や関節に負担をかけます。定期的に休憩を取り、手や手首のストレッチを行うことで、怪我のリスクを低減することができます。

まとめ

ギター初心者が直面する最大の悩みの一つが、正しいネックの握り方です。その握り方一つで音の響きや弾きやすさ、そして長時間の練習に耐えうる体の使い方が大きく変わってきます。ネックの持ち方をマスターすることで、ギタープレイの質が劇的に向上し、さまざまな曲やテクニックにチャレンジすることが容易になります。

特に、親指の位置は和音のクリアさやフレーズの流れに直結します。また、ネックを握る強さも重要で、無駄に力を入れすぎると筋肉が疲れやすくなり、逆に力を入れなすぎると音が安定しないことがあります。さらに、手首の角度や指のカーブも細かな調整が求められる部分で、これらの要素を組み合わせることで、初心者から上級者への道がぐんと近づきます。今回7つのポイントについて紹介しました。正しいロックフォームでのプレイをマスターして、ギターの真髄を体験しましょう。

ABOUT ME
凪ぺえ
日々のオフィスワークに追われながらも、心のどこかでいつも最高のギターサウンドが鳴り響いています。50代になっても、ギターを手にするときのワクワク感は変わりません。仕事で疲れた日も、ギターがもたらす無限の情熱と音楽を通じた人生の豊かさを皆さんと共有できれば幸いです。