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エレキギターの音がペラペラで伸びない原因とその対処法

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エレキギターを弾いていて、音がどうもペラペラで伸びない…そんな経験、ありませんか?

なんか物足りないな」って感じてしまうと、演奏していてもテンションが下がっちゃいますよね。

ギターの音作りにおいて、この問題は多くのギタリストが直面する共通の悩みです。

初心者はもちろん、中級者や上級者でも、この現象に悩まされることがあります。

でも大丈夫!実はその原因、意外とシンプルなんです。

今回は、エレキギターの音が薄っぺらく聞こえる理由と、その解決策を紹介します。

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音がペラペラで伸びない原因とその対処法

弦やピックの選び方と弦の交換のタイミング

原因

エレキギターの音質において、弦やピックの選び方は非常に重要です。
私自身、さまざまな種類の弦とピックを試してきましたが、それによって音質が結構変わることに驚いた経験があります。
まず、弦の太さと材質が音に大きく影響します。太めの弦(.010~.046など)は音に厚みと安定感を与え、特にリードプレイでのサスティーンを強化します。
一方、細めの弦(.009~.042など)は弾きやすさがありますが、音が軽くなりがちで、ハードなピッキング時にペラペラした印象を受けやすいです。

ピックの選び方も、音のキャラクターに直結します。
薄いピックはストロークプレイに向いているものの、シングルノートのリードプレイでは力強さに欠けることが多いです。また、ピックの材質も音に影響を与えます。ナイロン製のピックは柔らかく丸みのある音を生み出し、セルロイドやウルテム製のピックは硬くシャープな音を提供します。

対処法

まず、弦選びのポイントとして、自分のプレイスタイルに合った太さと材質を見極めることが重要です。リードプレイやハードなピッキングを重視する場合は、太めの弦にすることで音の厚みを得られます。逆に、スムーズなフィンガリングを優先するなら、細めの弦が適しているでしょう。

定期的に弦を交換し、錆びた弦は頻繁に取り替えてみることで、音の厚みや伸びが改善される可能性があります。
その点、エリクサーはコーティングされていて錆びにくいので、音の艶や伸びは他の弦に比べて長持ちします。
また、ギターのスケールによって張る弦のゲージを変えてみることもおすすめします。
例えば、ストラトキャスターはレギュラースケールなので、弦のテンションがきつめなので、0.09の弦でも良いかと思いますが、やはり腰のある音が欲しければ、0.10以上がいいかも知れません。
ギブソンによくあるミディアムスケールやフェンダームスタング、ジャズマスターなどのショートスケールはテンションがあまり強くないので、0.10~0.11など少し太い弦を張った方が艶と伸びのあるいい音がする気がします。

筆者は、昔は0.10の弦を使っていましたが、年を取るにしたがって、楽で弾きやすい0.09のゲージを使うようになりました。しかし、テンションが低くて弾きやすいのですが、やはり音がペンペンで思うように伸びません。
そこで、最近はもう一度0.10の弦に戻していますが、やはりフロントピックアップで弾く単音は、弦が太い方が、より芯と艶があってしっかりとしたいい音がしています。

次に、ピック選びの対処法ですが、プレイスタイルに応じて厚さと材質を試してみることが大切です。私の場合、厚めでしっかりしたティアドロップタイプのピックが、音の輪郭をクリアにし、サスティンを伸ばしてくれると感じました。さらに、曲ごとにピックを使い分けることで、音色に幅を持たせることも可能です。

結論として、弦やピックの選び方はギタリストの個性を表現する重要な要素です。さまざまな種類を試しながら、自分に最適な組み合わせを見つけることで、より自分らしいサウンドが手に入るはずです。音の違いを楽しみつつ、自分にとってベストな選択を見つけてください。

ギター本体のセッティング

原因

エレキギターの音がペラペラで伸びない原因として、ネックの反りが大きく関わっています。私も、初めてこの問題に直面したときは、どれだけピッキングを工夫しても音が薄くて伸びないことに悩んでいました。ネックが順反りすぎると、弦高が高くなりすぎて、指板からの距離が増え、音のレスポンスが遅れがちになります。逆に、逆反りだと弦がフレットに触れすぎてしまい、ビビリが発生して音が潰れてしまうため、サスティーンが失われます。特に湿度の変化や経年変化でネックの状態が変わるため、気をつける必要があります。

対処法

筆者がこの問題を解決するために行ったのは、まずトラスロッドの調整です。
理想的なネックの状態は、わずかな順反りです。私は、紙一枚程度の順反りを目指して調整していますが、このバランスが取れた状態だと、弦高が適度に保たれ、音がしっかりと伸びるようになりました。具体的には、12フレットあたりで1~2mm程度のクリアランスを保つようにしています。

また、ネックの状態は季節や環境によって変わるため、定期的なチェックが欠かせません。湿度の高い梅雨時期には逆反りしやすく、冬場は順反りすることが多いため、その都度微調整を行うことが理想ですが、それがなかなかできないのが現状です…。
定期的にギターの状態を確認し、適切なメンテナンスを行うことで、常に安定したサウンドを維持できるでしょう。

ピックアップの選び方と位置

原因

ピックアップのタイプや位置が適切でないと、出力が低くなったり、高音や低音が強調されすぎることがあります。
筆者も以前、ピックアップを適当にセットしていたときに、音にパンチがなく、全体的に薄っぺらい印象を受けていました。ピックアップの種類(シングルコイルやハムバッカー)やその位置が、音の厚みやサスティーンに大きく影響します。シングルコイルはクリアな音が特徴ですが、音が軽く、特に高音域でペラペラに感じやすいです。逆に、ハムバッカーは音が太く、低音域に強さを持つものの、位置が弦に近すぎるとこもった音になりやすく、逆に離れすぎると音が細くなってしまいます。

対処法

ピックアップの高さを自分でいろいろと変えてみることをおすすめします。
ピックアップは磁石なので、高すぎると弦と干渉してしまうので、サスティーンを伸ばしたいのであれば、低めのセッティングにするといいでしょう。

筆者が行った対処法として、まずは自分のプレイスタイルに合ったピックアップを選ぶことが重要だと感じました。クリーンなトーンが好みであればシングルコイルが向いていますが、音の厚みを求めるならハムバッカーが良い選択です。
特に私の場合、ハムバッカーを使用する際に、ピックアップの高さを微調整することで音が劇的に改善されました。具体的には、ブリッジピックアップは少し高めに設定し、ネックピックアップは弦から少し距離を取ることで、バランスの取れた音が得られました。

ピックアップの高さについては、試行錯誤が必要ですが、弦に近すぎると過剰なアタック感で耳障りになり、逆に遠すぎると音が弱くなります。私が最適だと感じたのは、弦から2~3mm程度の距離で、これにより音に厚みとサスティーンが生まれ、ペラペラ感が解消されました。

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アンプやエフェクターのセッティング

原因

アンプのセッティングやエフェクターの使用方法が適切でないと、音質がペラペラになったりします。
筆者も、最初はギター自体に問題があると思っていましたが、実際にはアンプやエフェクターの設定が原因だったこともありました。例えば、過剰なディストーションや過度なミッドカットは、音に厚みがなくなり、ペラペラなサウンドになります。特に、ミッドを削りすぎると音が細く、バンド内での存在感が失われることがあります。また、リバーブやディレイをかけすぎると、音が伸びるどころか、全体がぼやけてしまい、音の芯がなくなります。

対処法

筆者が行った対処法として、まずアンプのEQ(イコライザー)を見直しました。
ミッドを適度に上げることで、音の存在感が増し、バンド内でも埋もれにくくなります。
具体的には、ミッドを少し強めに設定し、ベースとトレブルは控えめにすることで、音の厚みを確保しました。また、エフェクターの使い方も重要です。
ディストーションやオーバードライブを使う場合、ゲインを上げすぎず、クリーンな部分を残すことで、音がつぶれず、自然なサスティーンが得られることに気付きました。
私の経験では、適度なクランチサウンドが、音にダイナミクスと奥行きをもたらしてくれます。

さらに、リバーブやディレイは控えめに設定し、音の輪郭を保つようにしています。リバーブを薄くかけることで、音に広がりを持たせつつも、音の芯が失われないバランスを追求しました。アンプとエフェクターのセッティングは、音作りの要です。自分の理想とする音を見つけるために、少しずつ調整しながら、自分の耳で確認していくことが大切です。

プレイテクニックの改善

原因

弾き方やピッキングの方法が原因で音が伸びないこともあります。
筆者も初心者の頃は、機材のせいばかりにしていましたが、実際には自分のピッキングやフィンガリングが未熟で、音がしっかり出せていなかったことも多かったと思います。特に、ピッキングの力加減が不安定だと、音に芯がなく、薄っぺらい音になりがちです。また、フィンガリングがしっかりしていないと、弦の振動が十分に伝わらず、音が途切れやすくなります。これにより、音が伸びず、結果としてペラペラな印象を与えてしまいます。

対処法

基本的なプレイテクニックを見直すことで、音の伸びや表現の幅を広げてみましょう。
ギターを弾くときに何となく弾くのではなく、「この音をビブラートで極限まで伸ばすんだ!」という気持ちで弾いていると、段々と力の入れ具合などが分かってきて、弾き方でそれなりにサスティーンが伸びるようになります。
これらの弾き方の見直しは、アンプを通して練習することをおすすめします。

筆者が行った対処法は、まずピッキングの安定性を向上させることです。ピッキングの強さを一定に保つことで、音に力強さと安定感が生まれました。具体的には、メトロノームを使いながら、ゆっくりとしたテンポでピッキング練習を行うことで、ムラのない音を出せるようになりました。また、ダウンピッキングとアップピッキングを均等に行うことも重要です。これにより、音のバランスが良くなり、サスティーンも向上しました。

フィンガリングに関しては、しっかりとフレットを押さえ、指先で確実に弦を押さえることを意識しました。特に、ハンマリングオンやプリングオフなどのテクニックが正確にできるようになると、音が途切れずにスムーズに繋がり、サスティーンが改善されました。また、ビブラートも音の表情に大きく影響します。筆者の場合、ビブラートを意識的に練習することで、音が豊かになり、ペラペラ感が消えました。

結論として、テクニックの向上は音質の改善に直結します。ギターの練習において、ただ速さやフレーズにこだわるのではなく、一音一音を丁寧に弾くことが、音の厚みと伸びを実現する鍵です。

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まとめ

エレキギターの音がペラペラで伸びない原因は、ギター本体のセッティング、アンプやエフェクターのセッティング、さらにはプレイテクニックにまで多岐にわたります。まず、ネックの反りやピックアップの高さは音質に直結し、適切なセッティングを行うことで音の厚みとサスティンが向上します。また、アンプやエフェクターの設定が不適切だと、音が薄くなりがちです。特に、過剰なディストーションやミッドカットは音の芯を失わせ、ペラペラな印象を与えてしまいます。さらに、ピッキングの力加減やフィンガリングの精度が不安定だと、弦の振動が十分に伝わらず、音が途切れやすくなります。これらを改善するためには、まずは機材の適切な調整を行い、その後にテクニックの向上に取り組むことが効果的です。結論として、音作りは機材と技術の両面からアプローチすることが必要であり、定期的なメンテナンスと練習を通じて、自分の理想とする音に近づけることができます。

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ABOUT ME
凪ぺえ
日々のオフィスワークに追われながらも、心のどこかでいつも最高のギターサウンドが鳴り響いています。50代になっても、ギターを手にするときのワクワク感は変わりません。仕事で疲れた日も、ギターがもたらす無限の情熱と音楽を通じた人生の豊かさを皆さんと共有できれば幸いです。